2023a 第03回:SFCで活用できるソフトウェア
前回授業の復習
ネットワークに関する補足
GlobalIP (=世界中の端末から直接端末にアクセスできる住所が割り当てられている)ことに変わりなし
通常はGlobal IPは各拠点にあるルーター(≒LANの分配器) に割り当てられ、個別端末には付与されない
昨今攻撃が多いため、外部→各端末方向の通信は大学の通信設備が遮断するようになったらしい
通信遮断を解除したい場合はCNS-REDの利用申請をする必要あり
詳細は記事へ
PCには様々なデバイスを接続することができる (e.g. プリンタ、マウス、webカメラ…)
様々なメーカーが独自の機能を持ったデバイスを出しているが、PCはそのままでは各デバイスの操作方法を知らない
右は普通のマウス、USBでパソコンに繋げば普通に使えるイメージは分かる
左のマウス(トラックボール)には謎のボタンが2つ…どう制御する?
https://gyazo.com/491cedffdc506b6c1edb95d2d8e990cb
各デバイスの制御方法を定義してあるファイルが「ドライバ」
汎用ドライバ
「ディスプレイ」「マウス」など、一般的な端末の基本機能を網羅したもの
PCにもとからインストールされている
製造元は汎用ドライバを意識して制作しているため、最低限の機能は汎用ドライバから操作できるようになっている
MacOSの方はプリンタがMac独自のBonjour / AirPrintに対応していたため設定不要で利用できた デバイスドライバ
汎用ドライバでは担保されない独自機能を利用できるようにするためにインストールが必要
Windowsの方に個別インストールいただいたのはこれ
2進法と16進法
面白い記事
https://gyazo.com/eaa995b9346a5feb32e7ec5702bda978
電圧を3段階定義し、一定時間周期でサンプリングした際に「電圧が変化した = 1」「変化しなかった = 0」とする
なぜ3段階なのかは勉強不足ですすみません。。。
突き詰めるとPCは内部処理で0と1しか扱うことができない (電圧が一定値以上か、以下か)
上記前提では「9」といった情報をそのまま扱うことができないため、あらゆるデータを0と1で表現できるようにしている
9は2進法では 1001 と分離することで、電圧の高低で表現できる
余談:64bit, 512GB…
各種コンピュータ関連の数字がすべて2^n乗の値になっている背景はココ
アナログとデジタル
標本化、量子化、符号化
一定周期でデータを切り出して (標本化)
切り出した断面での値を数値に変換し (量子化)
2進数に変換する (符号化)
講義
https://gyazo.com/31ebee3cc573cb4caa09f225ae588ac0
SFC生であるうちに無償で使える各種ソフトウェア / webサイトの使い方をお伝えします
併せてその前提となる「権利関係」も
慶應で契約しておらずとも、「アカデミックライセンス」として学生限定で無償or割引提供しているサービスも
例
実はsfcのメアド(@sfc.keio.ac.jp) にも入っている .ac はacademicの略、基本的に教育機関しか取得できないドメイン
これを信用して教育機関所属者であるかどうかを判定しがち
実はNikeとかAmazon Primeとかも学生と証明できると安くなったりする
学生特権だから使い倒していこう
軽微な利用って?
クリエイティブ・コモンズ
SFCで使える3dプリンタ用のデータもCreative Commons形式で多数公開されてます
コミュニティの資産を無償で使わせてもらう分、自らも是非貢献を
https://gyazo.com/dbd2cee69854230901e69e270737bd67
コロナ対策でリモートワークが加速しているので結構導入が進んでいるのでは
社内限定アクセスにしているシステムに自宅からアクセスするためによく使う
今は「何に使うんじゃい」と思うだろうけど、研究会入ったり院生になったりすると論文を沢山調べることになり、学校以外で論文調べるとき必須になる
個人で論文見ようとする(購読する)とめちゃくちゃお金かかる
例えが科学論文で有名なNatureは年間5,6万とかするはず 慶應は有名な論文は大抵見れるようにしてくれている(= つまり各論文誌にめっちゃ金払ってくれてる)
個人的には ACM(Association for Computing Machinery)の論文をよく探すので助かってるsaji.icon なので特に資料の中の「Web-VPN」は将来のために頭の片隅に入れておくと良い
Quiz
キャンパスにはファイアウォールがあるので、セキュリティ対策ソフトの機能を一時停止
✕
ファイヤウォールは通信遮断を行うのみ
TLSが使われていること、相手のサイトの証明書が正しいことを確認した上で自分の名前や住所を入力
◯
USBメモリーを使ってファイルをもらった。
◯
ただしUSBメモリーに自動起動するウイルスが含まれている可能性もあるため、セキュリティソフトを常駐させていることが望ましい
ネットワークにつなぐ機会がなかったので、ソフトウェアをアップデートせずにそのまま使っている。
✕
無菌室に住んでいるのでワクチンは摂取しません といっているようなもの
次にアップデートをするときにどうするか?
USB接続の場合でも先述の通りセキュリティソフトが対応できていないウイルスが混入していた場合に防ぐことが出来ない
休憩後に小テスト
タイピングテスト